にんにくは、料理に使う時も1~2辺しか使わないので、余ってしまうことが多いですね。
そんな時に皆さまはにんにくの使いかけをどう保存していますか?
外皮をむいてしまったにんにくは、そのままだと数日しかもちませんが、丸ごとのにんにくなら元々乾燥させた状態で店頭に並んでいるので、網袋に入れて風通しの良いところにつるすのが良いのです。
しかし、乾燥させているといってもにんにくは生ものなので気温が高いと芽が出てくるのでご注意を。
にんにくの芽はジャガイモの芽とくらべて無毒なので食べても心配はないのですが、にんにく中の栄養素が発芽に使われてしまっているため、芽の出ていないにんにくと比べると、香りが弱かったり味や風味が劣ってくるので、早めに使用したほうが良いです。
さて、保存方法ですが、常温保存の場合は上記のように、網に入れて通気の良い涼しい場所に吊るしておきますが、それよりも冷蔵保存がお薦めです。
にんにくの保存に適した温度は0℃~6℃、湿度65~70%で。にんにくを新聞紙などに包み、他の食材に匂いが移らないように、密閉袋やポリ袋の口を閉じて保存します。
にんにくは湿気に弱いため、新聞紙などを使わずポリ袋に入れただけでは、冷蔵庫でカビやすくなってしまいます。
また、にんにくの薄皮をむき、1片ずつキッチンペーパーで包んでから保存用の袋に入れて冷蔵庫の“チルド室”に入れておくと約2~3カ月はもつようになりまが、この場合も新鮮なうちに保存することが大切です。
最後に冷凍方法は、にんにくの房を分け、皮をむきチャック付き密閉袋やラップにくるんで冷凍します。
使いやすい量に小分けにして保存しておくと、使用する際便利で、料理に使う時は、冷凍のまま刻んで使用することができます。